さて今日は前回の続きです。
初めてご覧になる方は前回(腕の肉離れに対するキネシオテーピング①)も合わせて読んでみてください。
二の腕(上腕三頭筋)の肉離れによる腫れ・内出血に対して行ったキネシオテーピングで、1週間後にどのくらい改善がみられたのか…
写真でも一目瞭然!ですね。
内出血がかなり改善されています。
この後もテーピングの貼り方を少し変えながら、およそ2週間で内出血はほぼなくなりました。
ひどい内出血の場合、何もせずに過ごせば改善に1か月以上かかることもあります。
ではなぜキネシオテーピングを貼ると早く改善するのか…?
それは『テープが皮膚を持ち上げることで循環が良くなるから』です。
例えるなら道が広がって交通渋滞が緩和される…といったところでしょうか。
そしてこの状態からより大事になってくるのがリハビリです。
通院でのリハビリだけでなく、自宅でできるリハビリを実践してもらうことで早期改善・再発防止へとつながっていきます。
『日常生活での注意点』『セルフケア・運動療法の方法』『簡単にできるテーピングの貼り方』…など、無理なく易しくできるリハビリを患者さんや状態ごとに提案し実践してもらうことで、日に日に良くなっていくことが期待できます。
今後もわかりやすい症例など、またご紹介できればと思います!