腕の肉離れに対するキネシオテーピング①

ここ一週間ほどで一気に寒くなりましたね。暖かい日もありつつ徐々に冬の寒さへと移っていく… 寒暖の差で体調を崩しやすいので気を付けてお過ごし下さい。

さて先日、以前勤務していた病院の方が『力仕事で腕を痛めた』ということで来院されました。
私自身その病院を退職してから5年ほどが経ちますが、遠方にもかかわらず頼っていただけることは大変有り難く嬉しいことであります。

負傷してから6日目での来院で、写真のように左腕(上腕〜肘)の腫れとかなりの内出血がみられました。
二の腕(上腕三頭筋)にしこりのように硬くなっている部分があり、エコー検査でも明らかな異状がみられました。いわゆる『肉離れ』です。上半身の筋肉にここまでの肉離れが起こるのは珍しいです。
ここで登場するのがキネシオテーピング!
痛みや腫れ・内出血の改善など様々な効果があり、治癒を促進します。
このケースでは写真のようにテーピングを行い、可能な範囲での局所安静(痛みが出る動きを控える)を守っていただくことでこの日の施術は終了です。

一週間後の来院時にこの写真からどのように改善したのか…
次回『腕の肉離れに対するキネシオテーピング②』で!